こんにちは、グレリーヌです。
前回のブログを更新してからちょうど2週間が過ぎました。また、レイオフとなってちょうど1ヶ月が過ぎました。そこで、この1ヶ月間を振り返って今のメンタル状況と近況について番外編として書き留めておこうと思います。
↓過去の関連記事については、ご興味がありましたら是非読んでみてください↓
この1ヶ月でやったこと
ブログ
3月末の突然のレイオフ以降、４月前半は冒頭にもご紹介しましたが細かいことを忘れてしまう前に人生初のレイオフの経験について書き残しておくため、また、気持ちの整理のために『とうとう会社をクビになりました』のメインタイトルで合計5回の連載でブログを投稿しました。
旅行の計画
せっかくまとまった時間ができたので、夫とも相談して日本に一時帰国することにしました。勿論夫も一緒です。さらに、タイのチェンマイにもついでに行くことにしました♫初めてのタイですが、東南アジアへの渡航は日本からの方が気楽ですし、コロナ禍の水際対策もようやく終わるので、このタイミングだからこそ思い切って旅行に行こう！ということにしました。
今回は、ホテル・航空券・現地情報（天気、要るもの、交通、グルメ、外貨両替、入国）などなどについて仕事の合間でなく、時間的にも気持ち的にも余裕をもって調べることができました。ポジティブ思考でクビになって良かったと思えるように楽しく計画しました。（笑）こんな機会じゃないとなかなか難しいですし。
履歴書の更新
英語では履歴書のことをresume（レジュメ）と言います。CVとも言うのですが、私の周囲では皆resumeと言っています。旅行出発の前に必ず完了しておきたかったので、更新できて良かったです。履歴書の更新って結構めんどくさいので、私の性格上旅行から帰ってからだと絶対後回しにするな・・・と思ったのでめんどくさいことは先に終わらせるつもりで気合い入れました。
雇用保険の手続きとフォローアップ
もらえるものをきちんともらえるように、しっかりもれなく雇用保険の手続きを済ませました。アメリカで手続きするのは初めてでしたが、全てオンラインでできるので、特に支障はありませんでしたが人生初だったので、手探りではありましたが無事もらえるようになりました。レイオフされた時に人事から、雇用保険の手続きに関する書類をしっかりもらっていたので会社側としてやるべき当たり前のことですが、そこは助かりました。
会社からの退職金と雇用保険
退職金
4月末に退職金が会社から振り込まれました。これできっかりすっきり会社とはおさらばです。勝手な感想ですが手切れ金みたいなイメージで、気分はすっきりです♪
失業保険
今回の経験で知りましたが、現在（2023年4月）のカリフォルニア州では失業保険専用のデビットカードが失業者に発行され、そこに毎週決まった額のお金が入ります。また、入金されたらオンラインで自分の銀行口座に無料で送金できるので便利です。勿論そのままデビットカードとしてスーパーなどで買い物もできますが、私の場合デビットカードに入金されるごとに自分の口座に送金しています。因みにこのようにデビットカードを使用するにあたって、入金状況や残高を管理するための専用アカウントを作成する必要がありますが、これも全てデビットカード送付時についてくる書類を見ながらオンラインですぐできます。（デビットカードではなく小切手でもらいたい場合、最初の段階で問い合わせれば小切手にしてくれるそうです。デフォルトはデビットカードです。）
ただ、最初はデビットカードの発行に時間がかかるので、失業保険申請後の承認期間なども含めると申請直後から最初の入金まで3週間近く待ちました。なので、失業保険の申請は早いに越したことはありません。もらえるものはさっさと申請しましょう！私の場合失業第一日目に申請しました。また、この週とこの週にちゃんと仕事探しをしたか等について、オンラインで隔週ごとに提出を求められる質問に回答しないと毎週入金されません。これだけは必ず今後も隔週ごとにフォローする必要があります。
他の会社でも起きているクビ
実は夫の会社でも、先週（4月の最終週4月27日木曜日のこと）大規模な解雇がありました。ここはテック系の大企業なのでメディアにも事前のアナウンスがありました。なので皆知ってはいたのですが夫の同僚も一人、即日解雇だったそうです。でも夫の会社は私の働いていた会社より気前が良く、退職金の額も大きいそうですが。（詳しいことは分からないのですが、そんなにもらえるのなら羨ましい・・・）ちなみに退職金がもらえるケースというのは勿論会社側の都合によるもの、すなわちレイオフ（Layoff）の場合です。
クビの種類についてご興味がある方は以下の記事にてご説明しています。今回私も初めて経験して知りましたが、アメリカで失業保険を申請する際にも、FireではなくLayoffを選択する必要があるので是非参考にしてください。
夫もただただびっくりしていました。同じチームではなかったのですが、いつも一緒に働くチームの社員がクビになるとは思っていなかったそうです。しかも同週の火曜に飲み会があったらしく、木曜朝に解雇された同僚も飲み会にいたそうです。飲み会でも普通に話していた同僚が、ある朝突然いなくなってしまうのって、本当にショックですよね・・・
会社ってほんと非情です。雇用されている間は人事も社員をチヤホヤしますが、レイオフの時は背後から突然蹴っ飛ばされるような感じです。実際にそれやったら犯罪だけど、メンタル的にそれするのはオッケーなのか！と怒りを覚えます。私も夫の話を聞いて自分に起きたことをまたジワジワと思い出してしまいそうになりました (-_-;)
また、レイオフのあった木曜日にも夫のチームではたまたまランチミーティングがあったそうで、ランチをアレンジしていた同じチームの社員が見あたらなかったそうで、夫の上司ですら「もしかして彼女もレイオフされたんじゃ・・・」と一瞬焦ったそうです。（当の本人はたまたまちょっと準備が遅れただけだったとのことでした。）
私としては夫の話を聞いて、そのレベルで皆が混乱しているという状況が凄まじいな、と思いました。
会社のトップの反応は・・・
そしてディレクターレベル（いわゆるトップですね）は、何の労いの言葉を綴ったメールもなしだったそうです・・・このディレクターの人、楽しいメール（「今日はドーナッツトラックがオフィスに来るよ♫」とか）は、とっとと社員にメールするのにこういう最も肝心な一番社員が動揺している時には、トップとしてメールを送信しないのっていかがなものか・・・と夫の会社の場合においても会社の非情さを再認識しました。
現在の自分のメンタル
そんな訳でこの1ヶ月でやったこととして前述させていただいたとおり、あれこれとやっていたので4月中の1ヶ月はあっという間に過ぎました。
気持ちとしてはすっきりしていますが、たまにあの日のことを思い出します。思い出すとやっぱりムカムカしますが、全体的なストレスレベルが下がりました（ムカムカするのは癪だけど嫌なことがあってムカムカするのは当然のことで、むしろ、よくここまでの1ヶ月間を毎日プロダクティブに元気に過ごしたな、と自分を褒めてあげるようにしています。）仕事はまた見つかる。今は自分の心と向き合う貴重な機会ですし、前進するために必要な時間だと考えています。
同じことをしていてもメンタルレベルが違う
ちなみにバルコニーでボーっと座っている時ですら、仕事をしていた時に休憩で座る時と比べると心の癒しレベルが違うことに気づきました。バルコニーに座るという行為は同じでも、あの仕事をしていた時は常に携帯電話で仕事のことを常にチェックして「ボッーっとする」という行為に向き合えていなかったので、頭は少しも休憩できていなかったんだな、と気付いたのも私にとって大きな発見でした。暖かい日差しも、緑いっぱいの景色も心には届いていなかったんです。
まとめ
今回は、クビになって1ヶ月後の今だから書けることを番外編として書きました。
1ヶ月が過ぎて自分を振り返ると、日々ポジティブ思考になりつつあるのが分かります。自分で制御できないところで起きてしまったことなので、くよくよしていても仕方のないことですし、クビの経験から学んだこともいろいろあります。
旅行の決断
日本への旅行を決断したのは本当に良かったと思います。旅行と言っても、日本にいる間は実家ですけど（笑）そして、実は本日午後出発です！
旅行期間は夫が2週間、私だけ1週間長くして合計3週間です。その間にチェンマイに4泊します。
本当はせっかくの一時帰国で、しかもまとまった時間がある機会なんて滅多にないので何もなければもう少し長く滞在しても良かったのですが、さすがにこれでもいろいろとやることがあるのでやめておきました。
（というのも余談ですが、実はもうすぐ現在住んでいるアパートの更新も迫っており、もしかすると家賃が毎月200ドルなどと思いっきり上昇する恐れもあり、そうすると引っ越しの可能性もあり、そうするとアパート探しもさっさと始めないといけず、そんな時に長期旅行などしていられないという現実にもしっかりと対応せねばなりません。(⌒-⌒; )因みに去年の更新時は毎月250ドルも上がりました。恐ろしい上昇ですがその頃は、その一年前に引っ越したばかりなのと、合計収入でさほどの支障はなかったので更新を決めたのですが、ここからさらに上昇だとさすがに困るので、いよいよ今年は引っ越しを考える必要があるかもしれません。）
いずれにせよ、このタイミングでこちらの番外編を投稿できてホッとしています ٩( ᐛ )و
また引き続きブログを更新してまいりますので、皆さんも元気に体に気をつけて日々をお過ごしください！（日本はゴールデンウィークですね☆）
