海外生活何でもかんでも徒然なるままに〜カリフォルニア発〜

アメリカ生活での異文化雑記ブログで @harmstudio(夫)とダラダラ合作漫画も描いたりします。日英バイリンガル(フランス語ものんびり独学中)

血小板の献血体験〜アメリカの赤十字にて〜

さて、昨日は血小板の献血に行ってきました。今回は血小板の献血という少し珍しい献血の体験についてあくまで100%個人的に書かせていただきたいと思います。週末のロサンゼルスは雨が降ったり止んだりでしたが、この日は晴れててよかったです。

当日まではこんな流れ

アメリカの赤十字の公式ウェブサイトから事前に朝の10時で予約をしました(アカウントの作成が必要)→ → アポイントメントの数時間前までにメールで届く問診票の入力を完了します。携帯からやる方がいいです(そのまま後述のパスを保存できるので)→ → ファーストパス(英語ではRapid Pass)と呼ばれるバーコード付きのパスが発行されて、それを携帯に保存しておきました。→ → 当日はIDとなる免許証とパス(携帯に保存)を忘れず、予約時に指定した場所の献血センターへ!

血小板の献血

  • 所要時間は2〜3時間(事前にトイレに行くこと必須)
  • 両腕使用(絶対に腕を曲げたり大きく動かしてはダメ)
  • 片方の腕から血液を管に出して、血小板だけ取り出し、それからもう片方の腕から血液を戻す
  • リクライニングのあるゆったりしたベッド(完全フラットではありません)に仰向けになる
  • 枕や毛布、体に被せるタイプのヒーターを借りられる
  • Hulu、Netflix、Disneyプラスのコンテンツを視聴できる(ヘッドセットとリモコンも貸してくれます)

私の場合朝10時の予約で、まず免許証でのチェックイン後、簡単な血液検査や脈拍・血圧検査をして、実際に献血を始めるための機器の準備作業などを終えたのが10時20分頃で、そこから献血がスタートしました。

そして献血が完了したのが12時30分頃でしたので、献血そのものは約2時間でした。

その後スナックや水、ジュースのあるスペースで10分ほど休憩しました。

感想

すごく長かった。。。´д` ; その理由は、めちゃくちゃに寒かったからです。こんなに寒くなければ、多少長くても気にはならなかったはず、というほどに寒かったんです。

献血中スタッフさんに「やっぱりすごく寒いんですけど」と言って追加毛布やヒーターを何度も借りました(スタッフさんが被せてくれます)。それでも始終寒かったです。

とにかく寒くって、のんびりNetflixやHuluの映画でも鑑賞したいところが、寒くってあまり集中できませんでした。私の両隣の人たちも追加で一枚だけ毛布をもらっていましたが、あとは平気そうで、もしかしたら私が余計に寒いの苦手だからかもしれません(苦笑)。

通常の献血と異なる点

  • 両手が使えないので鼻がむずむずしても掻けない(笑)
  • やはり長い!
  • そして寒い(部屋の温度設定も結構低めで、しかも手のひら以外全く動けないからか・・・?)献血後もまだ寒くって、休憩スペースで休憩できる状況でもなかったので、ジュースパックを一つササッと飲んで、ペットボトルの水をもらって、すぐに外に出てそのまま駐車場で日光浴してました。
  • 腕が始終結構痛かった。恐らくは、長時間仰向けで動けないため神経や感覚が多少の刺激のある腕に集中したのかも、と思います。因みに腕に針を刺される時もなぜか通常の献血よりかなり痛かったんですよね(^-^;

通常の献血と同じ点

  • 献血後は必ず、休憩スペースで15分程座って休む(私は寒過ぎて居ても立っても居られなかったので、日光のある建物の外に出ましたが)
  • 事前事後の十分な水分補給(特に事後、普段より余計に意識して水分補給した方がいいです)
  • 献血後の過度な運動は献血後24時間は控える(ジョギングや重いダンベルを使ったワークアウトもだめ)
  • 献血後の飲酒(もってのほか!水分不足な体にこんなことしたら危険です)

今回の英語

いくつか簡単な献血用語をどうぞ♪

  • 献血=Blood Donation
  • 血小板=Platelet
  • アメリカ赤十字=American Red Cross
  • 予約=Appointment
  • 血液型=Blood Type
  • 血圧=Blood Pressure
  • 脈拍=Pulse
  • ヘモグロビン=Hemoglobin
  • ほうれん草=Spinach(私は今回献血はできるけど、ヘモグロビンの値がほんの少し低かったそうで、たくさん食べようと言われたので。Beefも然り。笑)

アメリカの献血

日本の献血はよくわからないのですが、アメリカでは赤十字の献血専用公式アプリがあります。それに登録しておくと、献血日だけでなく、その日の血圧・脈拍・ヘモグロビンの値などのデータもアプリ内に記載されます。自分の健康状態において参考になるので、ちょっと嬉しいです。

また、自分がドネーションした血液が今どの段階にあるか(処理中、検査中、承認後保管中、どこで使用されたか)などが分かるようになっています。献血した血液の現状況が分かり、献血後のインパクトが分かるので、さらにありがたいです。

まとめ

そんなこんなで、血小板の献血を終えた訳ですが、やはりここまで寒いとは思いませんでした。(・_・; この寒ささえ何とかなれば、また血小板の方もやれないことはないけど、恐らくあれだけ毛布をもらって、体にヒーターを被せてもらっても寒かったので、今後またできるかどうか、ちょっと考えてしまいます。何せ結構な時間を要するので、その間寒いのは本当に辛い。。あとは腕の痛みが通常の献血より大きかった(あくまで私の場合は、です)のも、少し躊躇います。

因みに通常の血液検査も同じ場所で数週間前にやりましたが、毛布がなくても寒いと感じることもなく、短時間だったので全くもって苦痛ではありませんでした。これなら、時期がきたらまたできそうです。

そんな訳で私の場合、今後は普通の献血だけに絞らせてもらうかもしれませんが、こうして献血センターも身近にあるので、誰かの健康、命を救うことに役に立てるなら、少しでも自分ができることから始めたいですね。

 

皆さんも日々の健康にお気をつけて、毎日を楽しくお過ごしください。献血の時以外でも、水分補給はしっかりしましょう♪

最後までお読みいただきありがとうございました。^_^