海外生活何でもかんでも徒然なるままに〜カリフォルニア発〜

アメリカ生活での異文化雑記ブログで @harmstudio(夫)とダラダラ合作漫画も描いたりします。日英バイリンガル(フランス語ものんびり独学中)

とうとう会社をクビになりました〜連載第2回目〜クビになった朝までの私の仕事内容&会社について

こんにちは、グレリーヌです。

 

とうとうクビになってしまったのですが、人生いろいろあるなーと感じております。そんな訳で、先日以下の記事で、クビには二種類あることを簡単にご説明しました。

gurerine.hatenablog.com

連載形式でお届けする私のクビ体験ブログは、自分の今後のためにも記録しておきたいこと、読まれた方にとって知って損のない情報について書いているので、ご興味ありましたらぜひ第1回目からチェックしてみてください。今後の連載記事でもひとくくりにしたクビという言葉は引き続き使用しつつも、細かい説明の際には2種類を区分するためファイヤとレイオフという言葉を使用していきます。

※第1回目から読んでいただいている方には何度もお知らせしていることになり恐縮ですが、第1回目からの連載予定は以下のとおりです。

  1. 〜連載第1回目〜クビには二種類ある!アメリカでのクビに関する一般知識(会社都合 or 社員に問題?)

  2. 〜連載第2回目〜クビになった朝までの私の仕事内容&会社について 

  3. 〜連載第3回目〜あの朝起こったこと・レイオフの予兆・今後のためにできること
  4. 〜連載第4回目〜直後の感情(混乱?悲しみ?怒り?)・その後客観視して・私にとって仕事とは 

  5. 〜連載第5回目(最終回)〜友人・知り合いのクビの経験談&同僚だった社員とのこれからの人間関係

 

それでは本題に入ります!

 

連載第2回目:

クビになった朝までの私の仕事内容&会社について

仕事について

  • 内容:
    • ここは重要じゃないので簡単に説明するだけにします。一応IT系企業で、某サイトのコンテンツを管理していました。主に日本語担当です。マーケティングのコピーライティングもしていましたし、バナーのスローガンなどもガンガンやっていました。また、最近よくあるAIチャットボット(カスタマーサービスのスタッフの代わりに、お客様のトラブル解決や質問に答えるAIボット)だったり、お客様送信用のメール、よくある質問ページ、各商品ページのエラー修正や利用規約の更新など、とにかく多岐に渡るウェブサイト上のコンテンツに携わってました。

  • 私のチーム(部署)
    • 日本語の他、中国語やアラビア語など様々な言語担当のスタッフがいます。
  • 日本担当
    • 私の他もうひとりの同僚と二人体制です。他の言語は各言語一人だけでしたが、日本語は言語自体がものすごく難しいので、ちょうど一年ほど前に二人体制になったところでした。

  • 勤務形態:
    • もともとは会社に通っていたのですが、コロナ禍以降完全リモートワークになりました。オフィスは大幅に縮小して、私が通っていたオフィスはもうありません。

会社の傾き加減

  • ロシアの戦争が始まって以来、急激に会社全体の業績が悪化しました。
  • 2022年には数回大規模なレイオフがあり、仲の良かった同僚も突然いなくなってしまいました。
  • 高額なオフィススペースの家賃を払うのも大変で、前の項目で記したようにオフィスも一部2022年の年末までに閉鎖しています。

レイオフされるまでの最近の出来事:

  • パフォーマンスレビュー in 昨年末12月(Performance Review):
    • これは仕事の頑張りや成果の他、改善が必要なところなどを上司が評価するもので、私は上司から「期待以上(Exceed expectation)」という評価をもらいました。要は、「大変よくできました」っていうところでしょうか。ちなみにその一つランクが下が「期待どおり(Meet expectatiom)」です。この評価は昇給に影響します。高評価の方が次回の昇給率が高くなります。
  • 昇給 in 今年4月〜:
    • 実はレイオフ当日の数週間前(3月中旬)に私の昇給確定について上司より連絡がきました。つまり、この時点ではまさか私が3月末でレイオフになることはさすがの上司も知らなかったと思います。なぜなら昇給が発生するのは2023年4月からで、これはレイオフされた翌日の日付で、仮にどんな上司でもレイオフを知っていながら、その翌日から発生する昇給を部下に知らせて「Congratulatios(おめでとう)!」なんて言うようならば、さすがに人間として狂ってるので、今まで一緒に仕事をしてきていろいろありましたが、それはありえないと確信してます。(^_^;)
  • ボーナス in 3月中旬:
    • 昇給のお知らせと同時にボーナスが出ました。こちらは昇給とはタイミングが違うので、幸い3月中旬に出ました(ものすごい額ではありませんが、自分なりには納得の行く額でした)。
  • 二人体制:
    • 先程書いたとおり日本担当社員が私一人だったところから、昨年2022年5月に二人体制になりました。おかげでストレスが大幅に軽減され、一人体制時代のように日々時間に追われるばかりで休憩もなかなかできず、仕事の質がおろそかになったり気持ちが焦ることが殆どなくなり、本当に素晴らしいチームワークで仕事をすることができていました。彼女は別の部署からの移動で、もともと知っていた同僚だったこともありすごくやりやすかったです。
      しかし、この二人体制が後々の私のレイオフにつながることになります。
      詳しくは次回以降のブログにて書きます。

上司

上司についてお話する前に:自分でも恨み節にならないよう、感情だけでダラダラ書いてしまいようにします。

    • 人柄:
      • ものすごく物腰やわらかで、絶対に怒らない人、何度も同じことを質問するので周囲からはボケたのだろうかという心配の声も。

    • 感情で引き込む手段
      • リモートのミーティングではいつも「I miss you~(会いたいわー)」と必ず一回は言う。
    • その場しのぎ:
      • 上司レベルのサポートが必要な際に介入をお願いすると問題について説明を聞いてくれるのだけど、その後の対応やフォローアップはなかったです。つまり話を聞いてくれるけど、その場しのぎで「それは大変!了解したわ、私から言っとくね」だけ言ってアクションなしで終わることが多いので、結局本来自分の役回りではないことに首を突っ込んでやるしかないというオチになることが多々ありました(私としてはダメ元でも、アピールも兼ねて一応何が起こっているか報告のために上司へはアプローチしました)。

      • エピソード:他のチームの偉い人が全員への送信メール内で、私の名前のスペルを書き間違えたことがありました。そこで、偉い人だからとりあえず上司からやんわりと先方にスペルミスを言って欲しいとお願いしました。私には「彼にちゃんとミススペルのこと言っといたからねー」と言っておきながら、実は言ってなかったことが後から判明し信用をなくしましたね。(笑)
      • それより以前にも上司が私の名前をまさかのまさか、同じ形でミススペルしていたこともありました。(自分の部下の苗字を今まで知らなかったのか?とその時はガックリしましたね)
    • 信用:
      • 私としては勤務開始の頃からずっと思っていましたが、自分を守るためにメチャクチャ人のせいにするところがあるのが、信用のおけない人でした。とにかく物腰は柔らかいし、相手に対して優しい言葉をかけることを惜しまないのですが(だから余計に怪しい・・・笑 )、どこまでが本当なのか信用できず、というかむしろ全面的に信じられないことが多かったのが率直な上司に対する印象です。そして、その印象は最後の最後に大正解であったことも痛感しました。正直レイオフについてはレイオフそのものより、このことが辛かったですね。

本記事で登場した英語表現・単語

  • Performance Review:仕事の頑張りや成果の他、改善が必要なところなどを上司が評価する。会社にもよりますが、年に二回〜四回くらいで行われます。
  • Exceed expectation:期待以上
  • Meet expectatiom:期待どおり
  • Congratulatios:おめでとう!
  • I miss you:会いたい(あなたがいなくてさみしい)

まとめ

というわけで次回以降の記事に紐づく情報として仕事、会社、上司についてご説明させていただきました。

できるだけ感情的にならないように、と思っていても書いているうちにいろいろ思い出してしまいました。

 

私の仕事に対する考え方、心持ちなどは記事を読まれている方とだいぶ違うかもしれません。仕事をすること、それは多くの人によって支えられている部分があります。この記事もそんな役回りを少しでも果たせられていれば、それに尽きます。これが正しい、これが間違い、という議論をするものではなく、私個人の経験を共有することが世界のどこかに住む誰かにとって意味があればいいな、とただそれだけです。どうか皆さん、人生いろいろですが良いワークライフバランスを保ちつつ、毎日を安全に元気に過ごすされていますように!

 

次回の第3回目、いよいよ当日の朝の詳細について攻めていきます。(やっとここに到着!)

タイトルは「あの朝起こったこと・レイオフの予兆・今後のためにできること」です。

 

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

※1ヶ月過ぎた後の番外編も更新しました!↓

gurerine.hatenablog.com