海外生活何でもかんでも徒然なるままに〜カリフォルニア発〜

アメリカ生活での異文化雑記ブログで @harmstudio(夫)とダラダラ合作漫画も描いたりします。日英バイリンガル(フランス語ものんびり独学中)

レイオフからもうすぐ一年 〜今年に入って急変化あり〜

お久しぶりです。前回からまたまた時間が空いてしまいました。既に2024年、既に1月もとうに過ぎて2月のバレンタインも先週のこと。

そして、レイオフから11ヶ月が過ぎようとしています。これといってレイオフのトピックに縛られたくないのですが、今回は去年の出来事も振り返りながらな内容なのでレイオフは避けて通れず、また、レイオフの記憶が風化しないうちに少し2023年を振り返ってみたいと思います。

それにしても、あれからもう一年近く経ったなんて、正直11ヶ月がすごく速かったのに、既に前職の記憶が遠い。。というか懐かしくすら思えます。まあ無職期間中は実はこれでも結構大変だったので、ある意味で色濃くユニークな一年でした。

また、そんなこんなで今の私もある訳で、今年に入っていろいろ状況も変わり始めたので物事がどんどん進んでしまう前に、今のうちにありのままに書き綴っておこうと思いました。去年の私よ、よく頑張ったという気持ちもこめて。。(自分で言うかよ、と)

 

レイオフ後の2023年

良かったこと・嬉しかったこと(無職ならでは自由な即決旅行)

日本帰省:

2回も行けたことはかなりあっぱれ♪でした。レイオフ直後、LAでウジウジせずすぐに日本帰省を実行して本当に良かったです。2回目は12月でしたが、たまたま航空券の安い時期を見つけて即決できたのも無職でないとできませんでした(ご興味ある方は過去のZipAirの投稿をご参照ください)。これも無職のおかげですね。実家滞在中も仕事のメールを気にしたりとソワソワせず、実にゆったりと過ごせたので非常に有意義でした。 

    • 恩師との再会:レイオフ直後の帰省では、高校時代の吹奏楽顧問だった恩師が引退するということで、私が帰省中に引退記念コンサートがあることを後輩から教えてもらいコンサートに行けました。無職じゃなければ、同じ時期に行けることはなかったと思うので、これこそ一生に一度のチャンスでした。こんな偶然あり?!とレイオフに感謝したいくらいのレベルです。

    • 海外生活中は可能な限り日本へ帰省していますが、今回実家でのんびり過ごすことこそ、一番の贅沢だと確信しました。例えば実家の猫、グレンとゆっくり過ごして心がマックスで癒されたのですが、一緒に過ごす時間が長ければ長いほど人懐こくなってくれて玄関で一緒にボーッと座ったり、これまでの帰省とは違う貴重な経験でした。

初タイ(チェンマイ)旅行

実家で過ごす醍醐味、とは言えどやはりまたたびでして^^; レイオフ直後の日本滞在中に関西空港からチェンマイ行きのLCC(ベトジェットエア)就航が2023年から開始したことを知り、これは運命と思い即決。でないといつタイに行けるか分からないので、無職の機会を大いに利用できて良かったです。ここまで思いつきで即決の海外旅行は初めてだったかも(笑)無職パワーすげー、と思いました。チェンマイ、一度行ってみたかったけど素晴らしかったです。そしてそこかしこ寺院だらけでした。

その他(ダラダラ書いているのでご興味ある方だけどうぞ):

無職中だけど、いろいろ心に刺激をもらえた2023年でした。なかなかアパート探しでヘロヘロの中、結構アクティブだった気がします。

  • LAの日系コミュニティーのカラオケ大会に出場(グループ参加で銀賞でした!)
  • LAアニメエキスポのスタッフとして短期バイト(こんな短期バイト、もっとしたいくらいでした)
  • 当時エンゼルスの大谷選手のホームランをドジャースタジアムで見れた
  • 海辺から見た独立記念日の花火
  • 虫歯もなかったし(笑)
  • 実家に新たに子猫がやってきた(12月の帰省時にお目にかかれました!)
  • キャンプに行った
  • 10月にはようやくアパートが決まった
  • とあるハロウィンイベントのくじ引きでワイン一本当たった
  • タランティーノ監督の所有する映画館で黒沢明監督の『生きる』を観た
  • 家で『ロッキー』シリーズの映画を観て元気をもらった
  • ハリウッドの巨大墓地の映画イベントに参加
  • 48時間フィルム作成プロジェクトに2回参加
  • 無職中料理が楽しくなって揚げ物デビュー(^_^揚げ物強し!)
  • ジブリ映画フェスで『紅の豚』も観た
  • 映画『キャリー』の当時の撮影現場の高校(今はコミュニティーセンター)で同映画鑑賞

良くないこと・悲しかったこと(レイオフ前の2023年1月からを含む)

これもご興味ある方のみどうぞ。。

  • 新年早々に体調を崩す:2022年暮れにハワイに行ったのですが、思いっきりお腹を壊して2023年の新年早々2週間程お腹が大変だったことは決して忘れません。
  • LAなのに徒歩圏内レベルでご近所さんだった仲良し夫婦が遠くに引っ越したこと
  • コロナにもかかったこと:どうせいずれはかかるのだからと、かかった時、ちょっとホッとした記憶もあります。
  • 大好きな日本食のレストランが閉店してしまったこと:友人がレストランのマネージャーだったので、余計に悲しかったです。
  • 私以外に結構周囲でレイオフを耳にしたこと:もうアメリカ、ここまで行くとすごいなあ、って思います。同時に、これってここでは普通なんだとちょっと心が鍛えられます。
  • アパートの家賃の異常な値上げ:おかげでもっと安くていいとこ見つけたから結果オーライでしたが、長期にわたるアパート探しは本当にしんどかったです。
  • 旧友数名・親戚・友人の猫の訃報(訃報がちょこちょと続いてさすがに凹みました)
  • 人生最大の口内炎になったこと:以前ブログ書いてます、そんだけひどかったんですよ、とほほ。。
  • 人生初の携帯画面のヒビ割れ:携帯ぽとぽと落として画面割るなんてー!とバカにしてはいけない、と反省しました。これまで一度も携帯がどうこうなるとかなかったので結構ショック、と弱い私。
  • ある大切なひとのご病気

その他、6月にロードトリップに行ったけど天気も悪く泊まったエアビーもちょっとハズレで旅行としてはまあまあだったり、かの有名なハリウッドボウルのジャズコンサートに行ったけれど周りでモクモクタバコの煙がすごかったのと結構ガヤガヤしててつまんなかったこと、いろいろありました。

2023年前半としてはレイオフがダメージとしては大きかったかもしれませんが、それ抜きにしてもどこか目まぐるしく、もうとっとと2023年が終わって欲しくって仕方なかったです。(2023年の締めくくりとして12月初旬にもう一度実家に帰省できて、かなり気持ちに区切りがついた気がしました。)

ただ、レイオフになって無職のおかげでできたことは良かったこと・嬉しかったことにあるように、この11ヶ月沢山ありました。自分にとってレイオフが大事なライフイベントであったようにも思えます。

2024年1月の急変化

新年3日目突然の電話

アメリカの時間帯で1月3日でした(通常アメリカでは仕事は1月2日から始まります)。新年早々とあるリクルーターから電話がかかってきて、「あなたにぴったりのお仕事があるのでぜひ紹介させて欲しい」とのこと。この手のメールや電話は数え切れないくらいこれまでもあったのですが、お互いに条件に合わなかったりで特に何も進展しませんでした。

今回も「あ、またか」と思ったのですが、結構話を聞いていると、自分の得意分野で面白そう、と初めてマッチした感がありました。で、その後トントン拍子に面接が2回あり、オファーをもらいました。

因みにオファー(offerまたはjob offerとも)=内定のことですね。

しかしながら自分なりに構えたい

ここであまり雇用主に期待を抱きすぎないようにしています、前例がありますから(笑)なので、ありがたくオファーを受けますが、これがずっと続く仕事とは思っていません。アメリカではそれが一般的だということは、周囲の人たちの話もそうですし、自分でも身に染みて学んだので、いつ自発的もしくは不可抗力で辞めることになってもあまり気にしないで「ここで働けて良い経験だったなあ」と思えればしめたもの、ということで、少し距離を置くくらいの心持ちで今回は挑みたいと思います。(もちろん一生懸命やりたいと思います!)

現在とこれから

転機・急展開はタイミング

新年早々に突然仕事の話が出てきて、トントンと仕事が決まったことは、「何だよ、新年にいきなりこんなに状況変わるもんかよ、去年は何もなかったのに」と思いました。これと言って去年とやってることは変わりないんで、仕事探しなんてタイミングだなーと実感しました。個人的見解ですが、新年突入後の1月以降の方が、一年の後半から年末にかけてより新しい仕事がアップされるのかもしれません。

2024年2月現在までにできたこと(仕事のオファー以外)

以前から計画していた久々の週末ロードトリップ、Ojai(オーハイと読みます)への旅行が大成功だったり、Pixivでちょっとだけ短編小説が認められたり(ほんと軽めに!)、前述の大切な人のご病気も治療が順調に始まったり、イーグルスのライブに行けたり、また、心を改めてボランティアを始めたり、と出だしは2023年早々のお腹壊しに比べて、心身ともにいろんな面でポジティブではあります。

レイオフ経験→無職&職探し→仕事ゲット =Recovery

そう言えば、職探しに関しては友人から「自分にとって納得のいく良い仕事が見つかるまでには、やっぱりそれなりにかなりの時間がいるよね」と話していたことを思い出しました。

ただ、納得いく仕事が見つかってもいつまた背後から突然ぶん殴られるような経験(あ、レイオフのことですね)もあったもんじゃないです。なので、去年ぶん殴られてからの苛立ちや心がズキズキした分、今年はリカバリー(recovery=回復)として取り戻すことでしょうか。ロッキーの如く(笑)ちょちょいと風に吹かれるままに、他に期待しすぎずどこなと進んで行きたいと思います。(今年はあまり頑張りすぎたくないっていうのが本音かもしれません。)

正直やっとこさ、去年のレイオフがあって良かったんだろうな、と思える自分がいます(勿論結果論でしかありません)。何より2023年の人生初のレイオフが、こうして思い出の一つになってくれて良かったです(こんなこと書いてると、やっぱり自分で思ってる以上にやっぱ辛かったんでしょう)( ˘ω˘ )

まとめ

今回、2024年2月になりレイオフから一年近くが経過し、2023年を振り返ってみました。こうして細かく思い出してみると感慨深く、やはりユニークな2023年でした。

ようやくひと段落

自分の生活がどんな状況にあるか、去年と比べて今どんな自分になったのか、気持ちはどこにあるのか(あれ、意味不明になってきた)、、、住居も心も落ち着いて、ようやくホッとしています。あ、仕事もでしたね。言い忘れそうになる、これくらいで丁度いいんです ( ・∇・)

仕事が始まる前の今と、仕事が始まった後の未来の私の気持ちはどう変化しているのでしょう。次回ブログ記事を投稿する時にはどうなっていることやら。新しい仕事が始まる前に書けて良かったです。

日本のニュース

日本では石川県の地震やJALの衝突事故など、悲しいことがありました。辛いニュースが沢山で本当に胸が痛みますが、何とか皆の努力で良い年にしたいですね。皆様も健康に気をつけてください、、どうか皆様にとって良い一年となりますように。

 

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。また今年もゆるーくですが書いていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

(そういえば、12月にZipAirに乗った時の記事、、まだ書いてませんでした (・_・; いつ書こうか、でも自分でも書き留めたいので、そのうち書きます_φ( ̄ー ̄ ))