海外生活何でもかんでも徒然なるままに〜カリフォルニア発〜

アメリカ生活での異文化雑記ブログで @harmstudio(夫)とダラダラ合作漫画も描いたりします。日英バイリンガル(フランス語ものんびり独学中)

子供が欲しいかどうか(本音だらけ)

いつかもっとちゃんとまとめてから、なんて言っていたらいつまでも書かないので、今書いておきたいと思います。本音ばっかりで綴られていますので、とても可愛げのない文章ですが、あしからず。(^_^;)

 

まず、欲しい?と聞かれたら、うーん即答で「はい!」ではなく、どちらかと言えば「いいえ」です。もっと言うと、本当にどちらでも良い、というところでしょうか。

結婚も同じでした。結婚したいとか子供の頃から考えたこともなく、したくない訳じゃないけど、しなくても全然オッケーでした。私の場合、夫のことは大好きだし夫も私を好いてくれているけど、だからじゃあ結婚する、とかそういう発想はありませんでした。

ただ、結局一緒にいるためには私のアメリカでの永住権いるね、とかそういうメリットとして、どうしても結婚する必要があったのでしました。式にも全く興味がなく、むしろ知らない人だらけの結婚式だったり、親戚との集まりとかが苦手なので、自分たちも式はしませんでした。ウエディングドレスにも全く興味を持ったことがなく、むしろ白のドレスかよ、つまんないなーと非常に可愛くない女子なもんで。(笑)こんな可愛げないので、親には申し訳ないですが、親も私のこのキテレツな異常ぶりはもともと小さい頃からだいたい分かっており、私の気持ちを尊重してくれているので、感謝としか言いようがありません。(ちなみに式はしなかったけど、結婚して3年くらいした後で、私の家族と夫の家族、近い親戚の方々だけを集めた小さめのパーティーはしました。これくらいは、いくら私でもした訳でした。)

そう言えば、随分前に夫と付き合い始めた頃に、今は縁の切れた友人に付き合ったことを報告したら、「結婚のため?」といきなりストレートで言われて、質問の意味が全く分からず、「???」で無言で答えた記憶があります。誰かと付き合い始めたら、ゆくゆくは結婚という発想がメジャーなのかも?とその時初めて知りました。結婚のために誰かと付き合うという発想はなかったのと、結婚にそもそもなんの夢もありませんでしたから。(笑)

 

さて、本題の子供について。

子供がいる生活、子供がいない生活、どちらかだけで、どちらが優れているとは考えません。どちらにもメリットデメリットはあるし、それはあえて私がここで言う必要もないかと思います。皆さんそれぞれ、きっとなぜ自分はこうであるのか、理由が様々にあると思います。

子供は可愛いし、嫌いじゃないです。子供がいる昔からの友達とも今もずっと仲良しです。子供がいるから、その友達とは会わなくなったってのもないです。そんでもって友達が幸せそうで私も幸せです。彼女たちは子供がいるいない関係なしに心から気を許せる友達なので、大事なのは気が合う合わないかどうかで、子供がいるいないは関係がないことが私の人間関係の中でもよく分かります。

余談ですが一方で、子供は必要ないかもしれない、と過去に古い友人に言ったときに「子供が嫌いなんだね」と言われた時はあまりの単細胞っぷりの言われように呆れ果てて、その友人とはなるべく距離を置いたことがあります。私に子供のいる素晴らしさを居酒屋でコンコンと説明してくれたとても面倒見の良い女性なのかもしれないけど、その一言で、「なんじゃそりゃ」となったもんでした。ちなみに子供のいる素晴らしさは、老後に面倒みてもらえることだそうですが、説得力なし、と思いました。

 

子供が欲しいか?と言われたら即答で「はい」じゃない理由は、ただ、私が今までもずっと自分の生活が気に入っているからです。子供がいたら、それはそれで絶対かわいいし、楽しいだろうなーとも思いますが、ま、いないからといって、子供のいない自分の生活が、子供のいる生活と比べて劣るかというと、それはないな、と断言できます。ただいるかいないかの生活であって、どっちにせよどっちかしか選べないのでどっちが優れているとか考えても仕方ない気もします。どちらもその人が幸せであれば、それでいいじゃん、と。

幸せのあり方は、昔と違って「結婚すればこそ」「子供がいてこそ」「一軒家を買ってこそ」とか、多分どれも自分の性に合いません。(笑)あ、結婚はしたけど。

なので、世間から上記3つのような偏見はそろそろなくなって欲しいな、とは思いますが、なかなかなくならないものなので、こちらからそっとそういう雰囲気の人の集まりからはフェードアウトが一番ですね。多分そういった偏見そのものが人の幸せを邪魔しているので関わりにはならないようにしています。

今のところ子供はいないのですが、じゃあ絶対にいらない、子供のある生活なんてまっぴら、なんて思っている訳なく、思う必要もなく、もしそのベビーの命が私のところに来てくれて、ご縁があれば、そりゃあそれはそれで幸せこの上ない人生をその方向で進めるよう努力します。

その時にもし、子供のいらない友人が私に、「あ、じゃあ赤ちゃんで大変だしもう会えないね」と言ったら、その友人はそこまでの仲で、私は大切に授かった命と一緒に過ごす人生を優先します。(以前、子供ができた友人に対して、そういうことを言う子なしの友人にもびっくりしたことがあります。私もきっと子供ができたら、そうなるのだろうな、と踏んでいますがそこまでの関係なら、それもそれでありで。)

 

私にとって、子供が欲しいかどうか、以上が私の素の意見でした。いる生活も、いない生活も、どちらであっても幸せは人それぞれ。何よりも今この瞬間一人ひとりの方が幸せを感じていますように、と願うばかりです。

ちなみに私は、これから夜ご飯を食べます。美味しいものを食べる、これが今の私の最大の幸せです。(笑)