海外生活何でもかんでも徒然なるままに〜カリフォルニア発〜

アメリカ生活での異文化雑記ブログで @harmstudio(夫)とダラダラ合作漫画も描いたりします。日英バイリンガル(フランス語ものんびり独学中)

豆大福

8月ですか?もう8月後半突入なんですね!というか、オリンピックもとっくに終わったと聞いて、いつの間にか夏がもうすぐ終わるなんて信じられない。夏をエンジョイ!とか爽やかに言える年齢でもないけれど、やっぱり、夏は好きです。ついでにエンジョイだってできることなら年齢どうのこうの関係なくいくらでもしたい。

 

数年前に亡くなったおじいちゃんの誕生日が8月13日だっけ。今生きていたら、96歳?そう言えば、お盆休みも世間では終わったのかな、日本では。

昨日トーランスにある日系スーパーのセイワさんで豆大福を見て急に食べたくなって、ついつい買ってしまったのは、小学校の頃は、この時期毎年夏休みにおじいちゃんのところに遊びに行って、皆でおはぎを食べていたことを、無意識のうちに思い出したのかも、なんて。偶然だけど、でも同じ時期なんだし、ちょっとくらいそう思ってしまうのも、良しとしたい。あの頃の山形はにぎやかで、お盆ということで、親戚がいっぱい集まって、ご馳走が毎日出て、お墓参りして、庭で花火して、海に行って・・・クーラーはないけど、そんなに暑いと感じたことはなかったっけ。

 

今はアラフォーで、カリフォルニアで、一応バタバタ仕事なんかもして、夫一人の子供はなしの暮らし。何だかえらく遠くに来たよなあ〜というか。こんな風にノスタルジックになっていると、どんどん日本が恋しくなるけれど、ああいう思い出があるってのはありがたい。帰りたいと思うけど、やっぱりここ、カリフォルニアでの生活が好きだし、帰りたい?本当に?ってきかれると、本当はそうでなかったり。でも、こうやってたまに懐かしいことを思い出すのは嫌いじゃない。

ただただ、小さい頃の夏休みとか、日本の夏のことを考えると、じんわりと優しい気持ちになるのでした。

 

10代20代、なんやらかんやらイタい思い出もそりゃあるけど、それにしても夏は良いよな、と言いたくなるような力が夏にはある気がする。良いことを良いと感じる力があるってのは生きる力だし、できるだけ良いことの方を思い出して、糧にして、毎日頑張りたい。(どうせイタい思い出はフッとした時に現れて、私を煩わせるのだから、無理にでもほうっておいても構いやしない。)

 

もしかしたら、たまーに逃避したいと感じるのも、この夏休みの思い出のせいですね。で、豆大福を食べてみる。うーん、懐かしい味だけど、おはぎじゃないな。やっぱりあの頃にタイムスリップすることも、山形にテレポーテーションすることは無理ですね。思い出に浸り過ぎるのも、どうか、と、気づいたらもう夜中過ぎ、明日は月曜日。つかの間の週末も終わったのか、とさっさとベッドに入ろうとするのでした。

 

それでは、皆様おやすみなさい。日本は猛暑だそうですが、お気をつけて!

 

オマケ↓ とある平日の昼(画:夫)

 
 
 
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