海外生活何でもかんでも徒然なるままに〜カリフォルニア発〜

アメリカ生活での異文化雑記ブログで @harmstudio(夫)とダラダラ合作漫画も描いたりします。日英バイリンガル(フランス語ものんびり独学中)

中・高校時代の英語勉強★★英会話★こうやって勉強しました

はじめに

今更英語の勉強方法って言ったって、もうそんなの、どこにでもあふれかえってます。

 

でも、一応私、正直申し上げます。変な言い方ですが、英語だけは誰にも負けませんでした。大きく出てますが、これだけは本当にすごかったんです。英語との相性が良かったんだと思います。

なので、できるだけ完結にまとめますので、私がやったことは以下を参考にしていただけたら、と思います。 

あ、前もって申し上げておくと、やっぱりちゃんと勉強はしましたそれもかなり真面目に(英語だけ)。

で、やはり、なんでそこまでできたかというと、そもそも英語っぽいものに触れるのが好きだったからに違いありません。あと、中1で初めての英語のテスト(中間テスト)でいきなり100点をとって、ジャジャジャジャーン、と、更に調子に乗ったわけです。 

現在はロサンゼルス在住で、仕事での会話は100%英語です(日本人は私の他2名いますので、勿論彼らとは日本語ですけど、同じチームではないのでたまに会う時だけです)。今この私がいるのは、やっぱり英語をめちゃくちゃちゃんとやってたからなんです。

別に完璧でなくっても良い

大人になってから、もっと言うと海外に住んでいると分かるのですが、完璧な英語は必要ないです。これ、本当です。完璧な英語って何?って思ってしまいますから。どんな英語で話されても理解力は必要ですし、会話力も大事です。これは英語に限ったことでもないですけど。

私の場合、たまたま英語が学び始めた当初から大好きで努力も惜しみませんでしたから、英語がそりゃあ得意にはなりました。でも、それは私が中学校の時から今まで変わらず、英語に親しんで来たからであって、大人になってから英会話を頑張る人には以下のことがどれほど必要なのかは、ちょっと定かではありません。

これは私が中学時代どうやってメキメキ「英語」が上達したかで、「英会話」の方ではありません。英会話なら、逆に完璧な英語でなくっても通じればいいんです。世界には、いろんな英語があります、大きく分けてもイギリス、オセアニア、インド、シンガポール、アメリカ。その他もっと沢山の国々でお互い少しずつ異なった英語があります。文法めちゃくちゃで、発音もアレっと思うこともしょっちゅうです。

 つまり英会話の場合、どれが正解でどれが間違い、じゃなく本当は通じていればそれで十分です。そこはやっぱり慣れ、ですので、そこもまた英会話の別の問題で、要はそれなりに会話する場所が必要にはなりますが。

目的

もしこれから中学校英語の教科書を手にとって、ちゃんと文法も理解したいと思う方にはおすすめします。でも結構ガッツリですので、それなりの気力はいるかもです。

あるいは、中学生、高校生のお子様がいらっしゃる方には、おすすめします、ただ向き不向きはありますし、やはり気力はいります。特に中学・高校は英語というところで、勉強方法が「英会話」と違います、更に成績という煩わしいもののおかげで、きちんと理解せねばならない、という訳で、私の勉強法がお役に立てれば、と思うのです。

 

中学校でやったこと

  • 教科書で現在学んでいるページにある単語の3回書き:勿論声に出しながら
  • 上記同様、文章の3回書き:勿論声に出しながら
  • 暗証ノート:自作です。それをもって声に出しながら、最終的にはノートを見ずに英文が言える(暗証)ようにする
  • 一軒家の寺子屋のような英語塾に通う(ここの先生のおかげもありましたね。実はこの勉強も先生の指導のもとでした)

必要なもの

  • 鉛筆&消しゴム
  • 無駄紙(広告の裏でも何でもいらない紙でいいです。これは上記の3回書き用)
  • 普通の大学ノート(暗証ノート用)⬅どんどん増えていきます。永久保存版です。
  • 学校の教科書
3回書きとは

これはとってもシンプルです。ただ、教科書の中の文章なり単語を、声に出して読みながら、無駄紙にどんどん3回ずつ書いていきます。殴り書きのように書きました。基本は3回ずつでも、何しろ凄い量になりますから無駄紙が大活躍するんです。(寺子屋の先生に見てもらうので、私はノートに書いてましたが、自分で勉強するにはノートがもったいないので、無駄紙が良いです)

そのうちスラスラその文章なり単語を覚えました。単語のスペルはこうして書きまくって覚えました。

教科書も何も見ずに書けるまで書き続けることもありましたので、そうすると5回だったりします。覚えにくい単語はもっと書いたこともありました。

手が英語を書くのに慣れる、と言う感じでした。 

暗証ノート

これは今でも、日本の実家に大切に保管しています。このノートは正直、教科書以上に質の高いしろものです。勿論自分で作ります。これは殴り書きはいけません。何度もノートを見てゆくゆく暗証するためのノートなので、読めなくては意味がないので。

要するに左側のページには英語の文章、右側のページにはその対訳を書く訳です。ちゃんと正解を確かめるには、同じ行になってないと照合できなくなるので、一文ごとに一行ずつ使用します。いつでも同じ行を見たら、ちゃんとその日本語訳が隣のページあるようにします。

いつでも左・右交互に照らし合わせて見れるので、勉強にはかなり役立ちました。

例えば:①左ページの英文を読んでいて途中で意味がわからなくなると、右側の日本語訳を確かめる。逆に右ページの日本文を見ながら、英文を声に出す、わからない時はすぐに左側の英文で確かめる。最後に、暗証ノートを全く見ずに、スラスラと英文が言えるようになるまでやりました。これは、家族など、誰かにノートを見てもらうのが一番です。

暗証ノートの作り方

1 まず、ノート表紙には必ず『暗証ノート』と書きます。できれば何冊目か分かるように、ちゃんと番号もふる。そして、自分の名前を書く

2 次に、必ず覚えなければいけない文章を丁寧に左側に、その日本語訳を右側に書いていく。この時も声に出しながら書く。

3必ず教科書のチャプターごとに大事な文章=キーセンテンス(そのチャプターで学ぶ文法を含む文章)があるので、それは必ず蛍光ペンで分かるようにする。⬅ここに特に重点を置いて、試験などのときのためにも、ここだけはおさえるためでもあります。

 

好きになろう

やったのは以上。と言えど、そりゃあ、努力しました。でも好きだから努力しました。何で好きか?それは単に、私は海外の文化に憧れてましたから、漠然とでしたが。

洋画も沢山小さい頃から見てました。洋楽も邦楽以上に聞きました。おかげで日本のテレビ番組や芸能人、邦楽に疎かったです。それで良いんです。自分が好きなものについて行けば良い、そう思っていたので。好きな映画のセリフを調べて覚えたり趣味でやってました。ただし、一人で。今はインターネットがあるので、すぐに調べられると思います。

英語が得意で、何か悪いことは何もありませんでした。でも将来海外に住みたい、とかそんなことまでは考えたりしたことは、中学時代はまだなかったですね。ただ、英語が得意で嬉しかったんです。無邪気なもんです。

 

学校以外でやったこと

  • 上記のとおり、寺子屋のような英語塾に通った。学校の勉強以上に役に立ちました。あとは先程述べました勉強方法だけです。

留学時代(高3)

一年留学しました。高校3年でしたが、もろに辛い思い出しかないです。すごく孤独でした。毎晩泣いてましたし、誰もいないとこで日本語で独り言も言いました。思いっきり太りました(10キロ以上)。

これが最初の方に述べた、  慣れ、です。英語ができても英会話は全く別の問題でした。私には英会話に対する、心の準備もできてなかった訳です。

でもやり遂げました。もうあんな辛い思いはしたくありません。しなくていいなら、しない方が良いとも思います。でも、自分で留学することを選びました。なので、自分としては後悔はありません。英語(英会話)はものすごおおおおく、伸びましたカンザスの田舎の高校に1年通いましたから、アジア系もアフリカ系の方もいない、白人社会でした。でも結果、慣れることができたんです。

 

恥ずかしいと思わない

たとえ好きでも・・・ってやつです。(笑)

英語って、発音とか恥ずかしくってちゃんと言いたくない、とかちゃんと発音したら、友達に笑われる・・・そう思ったことはありませんか?私はありました。そして、できるだけ、わざと下手くそな発音で話そうとしたこともありました。けど、

中1の授業中に、皆が教室中をウロウロ歩いていろんな人に英語で質問し合うという練習がありました。その時にALTの先生も一緒に参加しました。そこで私はALTの先生のところに行って「Do you speak English?」とたずねたところ「Yes, I do」と答えてくれたんですが、これが、嬉しかった。

英語が通じて何より嬉しかったことは今でも忘れません。そこで、やっぱり言葉が通じるって凄いなあーって思うと、発音のことをあまり恥ずかしく思わないようになりましたね。

今の時代はもっと皆ちゃんと自信をもって発音しているかもしれませんが、もし恥ずかしいと思っているなら、その気持ちも分かります。でも、できれば、慣れるためにも学校では小声でもちゃんとした発音をして、家では大声でちゃんとした発音にしてみたら良いと思います。

完璧な英語を話そうとすると、変人、カッコつけ、目立ちたがり・・・上等じゃないか、と今では言えますけどね。(笑)英語以外は全くもって地味な中学・高校生でしたから。英語が得意なのも、なるべく知られたくないとまで思ったり。けーなーげーでウブな時代もあったもんです。

家族が好きだということを理解してくれた

やっぱり嬉しいです。家族の応援は。私が楽しくて英語がどんどん伸びていると家族も協力的になってくれて、父も簡単な簡単な洋書なんかもくれたりしましたし、暗証する時も、私が喋って、父がちゃんと合っているかノートを見ながら確かめてくれたり、手伝ってくれました。

あと父や姉の持っている、洋楽のCDも聞いて、それの日本語訳も見たりしてましたが、そのうち日本語訳なしで、洋楽の歌詞がスウーっと頭で理解(英語で)したときは、びっくりしました。

父は特に趣味で英語を昔から好きで、協力的でしたね。だからと言って、うちは海外とは関わりのない家族でしたから、私もそこまでインターナショナルなことを考えたりはしませんでした。でも、皆洋画が大好きなので、映画館にはたまに連れて行ってくれたのには、私の英語に対する興味に影響があったかもしれません。

 

留学を決心した高校時代でようやく、十代のうちに海外経験を積みたいと、思い始めたんだと思います、あとはどんどん意識が海外に向いていきました。 

意識すること

常に何かしら、英語を意識してました、それは中学から今までも変わりません。英語を含むものには何でも、興味を示しました。誰からもらったかも覚えてないですが、海外旅行のお土産のパッケージや、商品の説明なども見ました。

なるべく英語に触れる環境作りを怠りませんでした。これはもう興味の矛先が向いているに越したことはないとも言えますが、英語に興味を持つキッカケは、いろんなところにあると思います。

中学〜高校時代の寺子屋以外は、ただ洋書、映画、洋楽(特に好きな映画のサントラ)、大学では積極的に留学生の友達を作ったりもしました。要は、これらに限らず身近にある、英語にハッとすれば、しめたもの!

 

最後に

語学力の伸ばし方は人により、いろんな場合もありますが、少なくとも私の場合はやっぱり好きでも努力せんと無理だったと思います。だって、基本はそこまで出来が良いとかな性分ではありませんでした。むしろ、何度言われても理解できないことの方が多かったです。(頑固で真面目なところで引き下がれない時などは特に。性格ですね。) 

不合格

一度うまく行かなかったことがありました。それは、某公立高校の「英文科」の受験に落ちたことでした。その時はちょっとショックでもありましたね。文法・単語力・リスニング・読解力・長文などなど全てにおいて自信がありました。

でも私になかったのは、会話力でした。つまり、英会話です。試験には英会話と、他に日本語面接もありました。日本語面接なんて、もっとめちゃくちゃでしたね。昔から今も、日本語で人前で話すなんて一番苦手です。

同じ中学から、同高校の英文科を受けた女の子は合格しました。彼女は幼いころから英会話に通っていたそうです。私は何度も言いますが、英会話なんて、からっきしでしたから。もう一つの理由は、何故か「英文科」の受験なのに、数学がガッポリ、受験科目として入っていたのです。これには参りました。勿論勉強しましたよ。でも嫌いな数学にはかないません。

 

その後幸い、同じ高校の普通科の中でも学年内で1クラスだけ存在する大学進学コースに合格しました。そこでも英語(だけ)は何とかトップでした。

(余談ですが、逆に数学は相変わらず最悪で、高3時点で、自ら希望して数学の授業だけ進学コースから出て、普通科クラスのコースに参加しました。何でそんなことができたのかには今も不思議ですが、結構自由な学校ではありました。)

 

その後、高3の夏で一年留学して、帰国後大学は同志社に入学、そこででいろいろ留学生とも知り合って、そこからどんどん日本から海外よりになって行きました。気づけば、今はロサンゼルスですから。

数奇な英語との人生

こちらは、以下の旧いブログに、私の人生の流れなんか、ちょっと載っているので、ご参考ください。超長めなブログなので、お暇な方だけどうぞ・・・英語に関しての出会いなんかがどこかに書かれていますので。@harmstudio さんの4コマ漫画もついてます。

⬇ ⬇ ⬇

 

gurerine.hatenablog.com

 以上私の勉強法、でした。「継続は力なり」これは塾の先生の名言でした。まさにそのとおりでした。 

最後に私が当時も買った本はこちらでした。

⬇こちらは新しいパージョンですね。

これを英語で言えますか? 学校で教えてくれない身近な英単語

これを英語で言えますか? 学校で教えてくれない身近な英単語

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2014/02/07
  • メディア: Kindle版
 

 同じシリーズで結構出てました。私の頃はちょうどのシリーズが出たばかりの頃です。

続・これを英語で言えますか? ― 面白くって止まらない英文&英単語 (講談社パワー・イングリッシュ)

続・これを英語で言えますか? ― 面白くって止まらない英文&英単語 (講談社パワー・イングリッシュ)

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 講談社インターナショナル
  • 発売日: 2001/11/09
  • メディア: 新書
 

以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。皆さんの英語力・英会話力が更にパワーアップしますように!グレリーヌでした。

 

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by ギノ