海外生活何でもかんでも徒然なるままに〜カリフォルニア発〜

アメリカ生活での異文化雑記ブログで @harmstudio(夫)とダラダラ合作漫画も描いたりします。日英バイリンガル(フランス語ものんびり独学中)

昇進するか断るか

前回の記事に続いて、今回の昇進について考えてみたいと思います。

さて、本日も人事から正式な昇進に関する書面は届きませんでした。昨日のブログから、全く進展がなかったということになります。(^_^;)

今日仕事中に上司にきいてみたところ、明日ようやくメールで届くそうです。(いつも人事関連のことは遅いので、本当かなーと正直疑心暗鬼ですけど。)

 

という訳で、昇進後の新しい給料の情報をもらうのはもう一日待つことに。

 

結局今日一日全く進展はなかったのですが、代わりにいろいろ私なりにできることを今日のうちにやりました。人事から正式な昇進について連絡があった時に、給料のことなどについてもきちんと交渉ができるように、ちゃんとこっちも用意周到にしておくことが大切なので、ここはもう一日あることをラッキーと考えて仕事の合間にコソコソ調べました。

で、今日準備したこととは、以下のとおりです。

  • インターネットで私の昇進後のポジション(役職)の給料がいくらくらいなのか、国レベル(勿論アメリカです)、都市レベル(ロサンゼルス)で調べました。結構大事です!これがあれば、これより低い給料を提案された時の強い味方になります。(つまり、私がわがままで言ってるんじゃないよーって言うアピールにもなります。)
  • 過去3ヶ月の給料の平均を計算しておく。この平均よりもうんと低いと、非常にがっくりくることは確かですね。これも二番目に強い味方になります。
  • 気の許せる、支障のない他の部署の同僚で同じような状況の人がいたら、彼らの経験などについて、アドバイスをもらっておく。彼らのような経験者に話をきくと、たとえ確実なことは分からなくとも、絶対に参考になりますし、心の支えにもなります。
  • もしも、期待よりはるかに下回る、または今もらっている給料(前回の記事にも書きましたが、実は割と悪くないんです。なぜなら残業代が100%つくので。)よりはるかに低い給料を提案された時の交渉に使える証拠をまとめておく:私の場合ですが、これまでの仕事量、残業料、周囲からのポジティブなフィードバック、今後増える責任と仕事量など、これらを目に見えるデータにすることが大事ですね。
  • 給料交渉のための言葉や話術:人事と上司に対する昇進への感謝の気持ちを言う。くれぐれも交渉相手への敬意を忘れず、急かさず、攻撃的にならずに、第三者から見ても昇給は妥当だと思える説得力のある証拠を提示する(前述のものですね)。

こういうことは向こうから提案された給料を見てから心配しろよなー、と思われるかもしれません。が、私の場合、今日一日まだ時間があるなら提案される前にいろいろ準備しておけば、後からあたふたせずに済むのと、あらゆるシチュエーション(最悪なシナリオの方だけですが)について心の準備をしておけば、後で最悪な給料を提案されても、感情的にならずに、今のうちに向こう側の出方を予想しつつ、より落ち着いて給料交渉ができるので、いろいろできる範囲で先手を取ることにしました。勿論、うまくいくかどうかは相手あってのことなので、無駄に終わることもあるかもしれませんが、無防備のまま立ち向かうより、いろいろ調べてから立ち向かう方が後悔も少ないと思います。

 

とは言え、結局は私が居ても立っても居られないだけなので、こうやって人事からの連絡待ちの間にいろいろ調べておくことで少しは気分が紛れるんですよね。(笑)

 

ほんと、私って小者だよなあ、と今こうして書きながら思います。

それに、昇進ってハッピーなことのはずなのに。

こんなに悩むって、一体これって、一つレベル上の役職をちらつかせて給料は低くしようとする(他の同僚のケースとして事実前例があります)、もはや会社の罠?と思ったりもしてしまうほどです。

 

でも、ここまでいろいろやっておきたい理由は、ずっと暫く続く給料のことだからです。なので、今できることをやっておく価値はあると思っています。百円とか千円の規模よりはるか上のレベルで毎回もらえる給与明細が変わってくるお話です。お金をもらって生きるために仕事をしているので、少しでも多くもらえれば、仕事のモチベーションは上がるのは当然です。上司から「いつもありがとう」と言葉ばっかりで、実際に給料は低いとか、行動が伴ってないので自分にしたらアウトです(笑)

 

とにかく結局明日にならないと分かりませんし、その後の給料交渉は一日では終わらないと踏んでいます。

たとえ今もらっている給料より低くなっても昇進を引き受けるのか、昇進を断るか、結果が分かったらお知らせさせていただきますね。

 

最後に:ここで書いている内容はあくまで私の体験談そのままなので、参考になるかは分かりませんが、もしこのブログを読まれていて将来のキャリアについて考えておられる方がいましたら、応援しております!

 

※そう言えば、昨日のブログでは書きそびれましたが、なぜ私のお給料がそこまで時給なのに悪くないかというと、残業代も出ることが勿論大きな理由の一つですが、私の場合、実は時給であること以外は固定給の社員と全く同じように、祝日などもちゃんと給料をもらえ(時給×8時間分)、福利厚生もしっかりとカバーされているんです。言ってみれば、私も固定給と同じで、それプラス残業代ということになります。